皮膚・アレルギーでお悩みの方へ
当院の皮膚治療の流れ 当院の皮膚治療 皮膚病辞典

外耳炎 フレンチブル 体重 8.2kg

細菌感染とマラセチアが原因で、耳道内の洗浄をしっかりとせず、投薬のみで治療を進めた場合に多く見られます。
そういった場合には、耳の洗浄をしっかりと行うことが必要になります。
家での点耳薬の使用と共に、病院での耳処置を定期的に行うことで改善に向かいました。

アレルギー 柴犬 体重 7.1kg

飼主様のご要望として、できる限りステロイドを使用したくないということでしたので、ステロイドを極力使用しない方法を選択しました。
食事管理をベースとして、痒みを抑えるための抗ヒスタミン剤と感染の管理に抗生剤と抗真菌剤を併用しながら治療を進めた結果、改善が見られました。

甲状腺機能低下症 ミニチュアシュナウザー 体重 12.4kg

数年に渡り、抜け毛が目立ち、毛が薄くなっていて、少し動きが緩慢になっているという状態でご来院されました。
皮膚の感染症があるが、それを治療しただけではスッキリしないという状態でした。
そのため、血液検査と超音波、甲状腺ホルモンの検査などを行うことで、診断を行いました。
薬用シャンプーや投薬によって皮膚の感染症をコントロールしながら、甲状腺ホルモンと肝臓のケアを行うことで、動きも非常に活発になり、肥満体形も解消され、また毛の状態も改善してきました。
血液検査の数値も改善し、飼い主様も非常に喜ばれる結果となりました。

マラセチア性皮膚炎 シーズー 体重 6.5kg

耳と足の裏と脇の下が赤くなって痒みが強い、皮膚の臭いがきついという状態でご来院されました。
皮膚の表面の検査でマラセチアの感染を認め、薬用シャンプーと抗真菌薬と抗ヒスタミンなどの投与、耳の掃除などを行うことで治療を進めました。
初期は痒みが非常にひどく、皮膚を掻き毟る状態だったので、感染の管理ができるまでは、ステロイドを使用しました。
飼主様にも頑張っていただいた結果、現在ではシャンプーのみで管理ができる状態にまで回復しました。

難治性細菌感染 ミニチュアダックス 体重 5.6kg

抗生物質の投薬期間の不備により、抗生物質に耐性がついたため、薬が効かないという状態が多いです。
そのため、どの薬が効果があるかを調べることから始まりました。
感受性試験を行うことで、薬の有効性を確認します。
投与に有効な抗生物質が決まると、合わせて薬用シャンプー、コンディショナーなどの保湿剤の利用、痒みの管理として抗ヒスタミン剤と抗アレルギー薬の投与を行いました。
この子の場合は、これらの治療で感染が管理できましたので、最後は、定期的な薬用シャンプーによる薬浴で維持ができる様になりました。

アレルギー+脂漏症 シーズー 体重 5.5kg

非常に強い痒みを伴う症状でご来院されました。
検査・診断の結果、アレルギーと脂漏症を併発していることがわかりました。シーズーの子に多くみられる症状です。
治療方法としては、痒みを抑えるために、薬用シャンプーで皮膚の状態を清潔に保ち、抗生剤と抗真菌剤、抗ヒスタミン剤を用いて治療を進めました。
痒みが強い場合のみ、計画的なステロイドの投与も行った結果、痒みの症状が改善しました。

アカラス(ニキビダニ) シェルティー 体重 10.0kg

痒みの原因が分からずにご来院されました。
この病気の多くは、皮膚スクラッチ検査の不備によって検出できなくて、診断がつかなかったということがよくあります。
まずは、皮膚スクラッチ検査をしっかりと行うことで診断をつけました。
治療は内服もしくは注射によって行うことが通常です。
ただ、犬種特異性があるので、この子の場合は注射はリスクがあることをご説明して、内服のみでの治療を4週間行いました。
その後、皮膚スクラッチ検査を行い、状態の改善が確認できると、治療は終了となります。
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