動物に負担の少ない診療を

動物病院でも医療技術や医療設備の発展により、様々な治療ができるようになりました。
そのため、病院ごとに診療方針が異なることもよくあります。


みずほ動物の病院では、できる限り「動物に負担を少なくできる方法」を診療方針の軸として
診療を行っております。


当院では、「動物に負担の少ない診療」をモットーにしております。

動物病院でも医療技術や医療設備の発展により、 様々な治療ができるようになりました。
そのため、病院ごとに診療方針が異なることもよくあります。

みずほ動物の病院では、できる限り「動物に負担を少なくできる方法」
診療方針の軸として診療を行っております。


当院で行っている「動物に負担の少ない診療」は、


  • @ 内科的治療を積極的に選択できる診療
  • A 高齢の動物たちのための診療(シニアケア)
  • B 猫ちゃんのための診療

の3つが軸になっています。


@ 内科的治療を積極的に選択できる診療

当院に転院などでご来院される方から、「手術をしたくない」、「外科(切ること)に対しての
恐怖心がある」というお話しをよくお伺いします。 外科処置・手術という選択肢が悪いわけでは
ありませんし、それ以外の方法がないこともあります。


しかし、治療対象によっては内科的な治療(投薬治療など)を選択できるケースが実はよくあります。
特にシニア期(高齢期)になると、手術や外科処置での負担が大きくなり麻酔のリスクも
考えなくてはなりません。


そういった場合には無理をするのではなく、内科的な治療をとるほうが
身体への負担の軽減をすることができます。


A 高齢の動物たちのための診療(シニアケア)

ワンちゃん・ネコちゃんの半分以上が7歳以上のシニア期(高齢期)に入っていると言われて
います。シニア期になると人間と同じように、身体のどこかに不調が出たり、
病気が見つかりやすくなったりします。


当院では、内科的な治療に代表される身体に負担の少ない治療法、病気になりにくい身体づくり、
アンチエイジング診療、シニア期特有の病気を早期発見するシニア健康診断などを行っています。


長年連れ添っている家族だからこそ、いつまでも元気でいてもらえるためのサポートを
行っています。


B 猫ちゃんのための診療

猫ちゃんは他の動物と比べて、病気を隠しがちと言われています。病気になっていても
症状を出さないため、症状が出て来た時には重症化しているケースもよくあります。
そういった子達に会うと「もっと早く来てくれていれば・・・」と非常に残念に思います。


そもそも、病院が苦手な子もよくいます。「なかなかケージに入ってくれない」、
「待合室で他の動物と合うのが苦手」など病院に来られるのも一苦労なこともあります。
当院では、猫ちゃんが病院に来院しやすいようにするため、猫ちゃん優先診察室、
猫ちゃんの健康情報掲示板、猫図書館(猫ちゃん関連書籍がいっぱい)
などをご用意しています。
また、病院へ上手に連れてくる方法なども診察時にご説明しています。


今後は猫ちゃん優先待合シートなどの導入など、猫ちゃんに優しい動物病院を今後も
目指していきたいと思います。

飼主様へのお願い

当院は、診察に際し患者さんのことを最優先に考え、
より丁寧な診察と説明を第一に心がけております。
そのため、多少ながめの時間を要します。
また、状態の悪い患者さんは優先的に診察致しますので、受付までお申し出ください。これにより順番を変更する場合もございますのでご了承ください。

個別の診察時間を出来るだけ長く取らせていただきますので、
飼い主様が、疑問に思うこと不安に思うこと等を可能な限りお話し、
納得された後、治療法、治療期間等を提案したいと考えています。
そのためには、患者さんと飼い主さんに短期間での通院、
時間の余裕等を持っていただき、患者さんと飼い主さんの治療への
参加と協力をお願いします。

患者様は、話すことが出来ません。
その部分について、症状、経過、家での状態等を聞かせていただきます。
また、同じ症状でも治療方法、治療期間は、さまざまですので
診察時にご不明な点、疑問に思う点をお聞き下さい。
飼い主様により安心していただく為、
診察内容がわかるようにお薬の説明書や明細書をお渡ししています。

   

来院時のお願い

動物病院には、毎日いろんな動物が訪れます。
待合室で他の動物と逢ったときに急に吠えられて、驚いて逃げ出したり、
ケンカになるなどのトラブルを避けるために、ご来院の際には 次のことにご協力をお願い致します。
 
●犬の場合
リードをつけるか、キャリーボックスで連れて来てください。
●猫・ウサギの場合
キャリーボックスに入れて連れて来てください。
怖がって暴れたり、キャリーボックスに入りたがらない猫ちゃんの場合、
洗濯ネットのご利用をお勧めします。

猫は、囲まれた狭い空間を好む習性があります。 このため、洗濯ネットを利用することにより、
怖がって怒るような 猫ちゃんも安心し、診察も比較的スムーズに行えます(例外もあります)。
   
●小鳥・ハムスターなどの小動物
フタ付きの箱に入れ、気温の低い時は、使い捨てカイロなどで暖かくして連れて来てください。

検査のご説明

動物の病気を診断・治療をするための検査には、いろいろな方法があります。
最も初歩的で かつ重要なのが身体検査(まず家での状態をお尋ねして、
体重・体温・血圧等をはかり、聴診・触診などをおこなうこと)があります。
さらに、人間の医療が通常、身体検査だけで終わらないのと同じように
獣医学においてもより正確に科学的に裏づけされた知識と経験での
診断法・治療法がおこなわれています。

私たちの患者さん(動物)は、言葉を話すことができません。
私たちが気づいた症状(元気がない・吐いた・下痢をした・動きが不自然等)で判断し
人間医療のように自己診断(頭が痛い・胸が苦しい・胃が痛い・膝が痛い等)とは
違い判断が難しい時があります。
そのため、『身体検査+他の検査』が必要となってきます。

当院では、患者さん(動物)の病気がどのくらいの医療レベルまで
検査・治療法が必要なのか期間がどれくらい必要なのかあらかじめ
ご説明させていただきます。
また、いくつかの方法を提案させていただきますが、
なるべく身体や精神的に負担がかからない方法を優先させていただきます。
また、検査結果・お薬の説明書をお渡し致しますので、治療内容・お薬の内容等について、
ご質問や不安があるときは、どんな些細なことでもお尋ねください。

学会・セミナーについて

近年の医学の進歩はめざましいものですが、獣医学も同様に日進月歩の速さで進歩しています。
私たち獣医師はひとつの病院で内科・外科・皮膚科・眼科・腫瘍科などから
行動学にいたるまで全てを網羅しなければなりません。
また、最近は新しいペットが輸入されるようになり診察対象も犬や猫から様々な動物に増えつつあります。
常に新しい知識と確かな技術を持って動物の治療に最善を尽くすためには、
獣医師自身が学習していかなければなりません。そのため、学会出席の場合は、臨時休診をいただく場合があります。
常に新しい知識を飼い主さまに提供し、確かな技術で大切な動物たちの治療を行えるよう、
学会出席のための臨時休診にご理解をお願い致します。
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